あまり行くことがない葬儀場のことをもっと知りたい!葬儀場の雑学を紹介

葬儀場は、お通夜や告別式など葬儀全般を執り行う施設です。
参列しなければならないケースもあるので、喪服などの準備は社会人になった段階で行っておくと良いのですが、それと同時に葬儀場でのマナーなどについても知識を得ておくといざお通夜に参列することになったときなど慌てずに済みます。
基本的な知識だけでなく、葬儀場の雑学なども勉強しておけば、お焼香にはいろいろなやり方があることなど、このような知識を得ることもできます。

葬儀場には広い休憩スペースが存在する

葬儀場には広い休憩スペースが存在しているので、通夜式や告別式の前後にはゆったりとくつろぐことが可能です。
高齢化が進んでいることから、参列者の中には車椅子で訪れる方もいますし、足の不自由な方も少なくありません。
葬儀場は椅子などが並べられていて両隣にも人が座るので、窮屈に感じてしまうことがあります。
通夜式などはお経が読まれるので時間がかかることもありますし、参列者が多ければ多いほど時間も長引きます。
そのため葬儀場では休憩がゆっくりできるように、廊下が幅広くなっていたり、低めのソファが設置されている休憩スペースを備えているところが多くなっています。
また高齢者だけでなく、喪主側も挨拶回りや雑用などが多く、普段とは違ったことをするため精神的なストレスを抱えがちです。
合間に少しでも休憩をとれるように工夫がしてある葬儀場の場合は、スタッフも細やかな対応をしてくれるところが多いので、安心して任せられるといえるでしょう。

葬儀場に出前を取ることは可能なのか?

葬儀場では、参列者に食事を振る舞うこともよくあることで、これに出前を頼もうと考える人もいるかもしれません。
しかし、これは基本的には避けるべきと考えておいてください。
もちろん自宅で葬儀を行うような場合に宅配を依頼することは全くの自由ですが、葬儀場の場合は話が異なります。
葬儀社に食事の準備を依頼できることは当然知っているけれども、値段を確認すると割高だし、同じレベルの食事で割安な宅配を知っているから頼みたいというような安直な考えはよくありません。
少なくともその葬儀社に事前に話を通し、了解を得ておくようにしなければなりませんが、多くのケースでは難色を示されることでしょう。
葬儀場が食事の用意を依頼された場合、食事の場所・テーブル・椅子・湯呑みなどを適切に用意し、タイミング良く食事を出し、参列者をそこに誘導し、また片づけも行うというような種々のサービスも料金に含まれているわけで割高なのはむしろ当たり前であり、出前の依頼はいわば一部のサービスにただ乗りしようとするようなものです。

葬儀場は送迎用の大型バスを予約できる

葬儀場は送迎用の大型バスを予約することができるので、参列者が多い場合などは利用することをおすすめします。
また通夜式は夕方から行われることが多いため、夜間には運転をしたくないと考える高齢者が増えています。
高齢者の運転免許返納が求められている昨今では、自家用車を持たない人も増えているので、送迎用のバスがあると大変喜ばれるでしょう。
さらに遠方から参列される方は、駅までは電車を利用することができますが、駅から葬儀場までは遠いことがあります。
タクシーを利用すると経済的な負担も大きいですから、大型バスを出すことでその問題を解決することが可能です。
事前に利用することを決めておけば、葬儀のお知らせをするときに同時に知らせておきましょう。
そうすることで決まった時刻に集まることができ、スムーズに葬儀場で集まることができます。
費用は喪主側の負担になりますが、参列者からは喜ばれることは間違いないので、手配することをおすすめします。

葬儀場には映像を流すためのプロジェクターはある?

葬儀場では、故人との思い出の映像を流したいという要望を持つ人が実は多いので、プロジェクターが備わっているところは少なくありません。
また葬儀場を経営している会社の多くは、結婚式場なども運営しているところでもあるので、結婚式には欠かせないプロジェクターを使えるところが多いです。
もちろん全てに備わっているわけではないので、葬儀場を探しているときに一緒に確認をしておくことをおすすめします。
借りるときに費用が別料金になっているところもあるので、利用したい旨を伝えて、見積もり書を請求しましょう。
映像を流すことができれば、動いている故人を思い出しやすくなるので、忘れられない葬儀にすることができます。
葬儀場では多くの人が参列しますが、中には久しぶりに顔を合わせる人も少なくありません。
遠方から参列される方もいますから、様々な趣向をこらすようにすれば、思い出深い葬儀にすることができアットホームな雰囲気になるでしょう。

葬儀場の担当者はお願いすれば変更できる?

葬儀場の担当者も人間ですから、合う合わないということがあるのは当然なので、お願いすれば変更することは可能です。
ただ葬儀会社によっては、コスト削減のためにギリギリの数のスタッフしか雇っていないこともあるので、代替え要因の人がいない可能性もあります。
その場合は変更したくてもできないので、そうならないように葬儀場を選ぶときは相見積もりをすることをおすすめします。
相見積もりは同じ内容であっても費用が異なるので、安い葬儀場を探すことが目的ですが、実はそれだけではありません。
見積もり書の内訳が細かくて、説明をしてくれるスタッフの様子を見て、信頼できる葬儀場かどうかを確認することができるからです。
現場で働く人というのは、その会社全体を示しているといっても過言ではありませんから、見積もり書を請求するだけでも信頼できる会社であるかの判断材料になります。
担当者が合わなくて当日忙しいときに変更するという手間がかからないように、信頼できる葬儀会社を探すようにすれば安心です。

葬儀場に持っていくと便利な物

葬儀場には優秀なスタッフが揃っているので、忘れ物をしても素早く対処をしてくれますし、コンビニには何でも揃っているので特に慌てる必要はありません。
しかし葬儀場に持っていくと便利なものは、小さなお財布です。
小銭を数枚だけでも入れておけば、必要なものを購入することができるので安心ですし、嵩張ることがないのも魅力です。
宗派によってはお経を読まれているときに、小銭をお布施としてお盆に乗せるというところもありますから、小銭を持っておくと良いでしょう。
また女性の場合は、ストッキングを準備しておくことをおすすめします。
ストッキングが伝線してしまったらみっともないですし、自分が使わなくても誰かにあげることもできます。
その他、葬儀では泣いてしまうこともあるのでハンカチやタオルを大目に持っていくと良いでしょう。
白や無地のものを選び、鞄に1枚余計に入れておけば安心感があります。

葬儀場に行く時の移動手段は何がおすすめ?

コロナ禍が続いていた時は、葬式もごくごく親しい身内のみで行うことが一般的で、友人知人または仕事関係・同じ町内の人が参列することはまれでした。
しかし、コロナ禍も収束傾向にありますので、コロナ禍以前のような葬式を行うことも増えていくでしょう。
コロナ禍前の葬儀場で執り行われる葬式に出たことが無いという方も多いと思います。
そこで、ここでは葬儀場までの移動手段について解説します。
基本的には葬儀会場までは公共交通機関を利用していくことが基本とすべきです。
自家用車だと渋滞に巻き込まれたりすると、お通夜や告別式に出席できないというリスクがあることと駐車場が広くない会場もあり、着いても駐車することが出来ない可能性もあるからです。
ただし、駅から会場まで距離がある場合や、公共交通機関の本数が少ない場合は自家用車で行くことも選択肢の一つといえるでしょう。
この場合でもあらかじめ駐車場の有無を聞き、なるべく他の参列者と乗り合わせて向かうようにすべきです。

葬儀場に行けない時は早めに連絡する

葬儀に参列しなければいけないのに、葬儀場に行けないとわかった時は、早めに連絡をすることが大切ではないでしょうか。
余裕を持って葬儀場へと向かい、時間通りに参列するのが望ましいですが、急な用事は無視することができないです。
ギリギリまで時間に間に合うか粘るよりも、早めに連絡を入れて状況を伝えることをおすすめします。
電話もなしにいつまでも葬儀場に姿が見えないと、他の参列者が心配することになります。
迷惑をかけることになりますから、相手の気持ちを想像してどうするか判断することが大切です。
遅れるなら事情を説明して待ってもらう、葬儀場に行くこと自体が難しいならその旨を謝罪して、後日改めて出向くように約束するのが良いと考えられます。
お供物や香典は参列できなくても渡せますし、早めに電話をしておけば待ってもらえます。
自分にも相手にも都合はあるものですが、電話でもメールでも伝えることが重要で、正直に伝えて納得してもらうことが肝心ではないでしょうか。

葬儀場はなぜ自然の中にあることが多いのか

葬儀場ですが、自然の中にあることが多いです。
本当に山奥に突然施設が現れるようなこともありますし、都会に設けられているような場合でも例えば河川敷の近くとか、大きな公園のそばなど、比較的人通りの少ない場所に設けられていることが多く、本当に密集した住宅地の真ん中に葬儀場があるようなことはあまりありません。
これはやはり縁起でもないというか、亡くなった人のための施設であって普段の生活の中で普通に目にするようなことは、心理的にもできるだけ避けたいと思うからでしょう。
一方で、葬儀は人の心に深く感じられるものであって、そういう状況ではそれなりに自然の中であることが確かにふさわしいという言い方もできます。
都会的な日常の喧騒の中で、亡くなった人を心静かに偲ぼうとしてもそれはなかなか難しいことかもしれません。
ということで、両者はうまく共存しているというか、それぞれに必要な環境があるからだということもできるでしょう。

葬儀場で働くために必要な資格はある?

葬儀場で働くために必要な資格ですが、絶対にこれが無くては働くことはできないといったものはありません。
それが無いと法律違反になるとか、まともな葬儀場であれば絶対に雇ってもらえないといった性格のものは無いということです。
一方で、葬儀に関係するようなものは一切ないかというと、それもまた事実ではありません。
あったほうが良いものやあれば役立つものはかなり存在しています。
ただ、一般の人にはその名前すらほとんど知られていないかもしれません。
例としては葬祭ディレクターとか仏事コーディネーターと呼ばれるものがあって、一見すると冗談か何かのように思える名前かもしれませんが、決してそうではなくれっきとした実在のものです。
他にも類似のものはありますが、共通して言えることは全て国家資格ではなくて民間主体だということと、実務経験なども求められるそれなりに難しいものだということですが、この業界で働くことを考えているのなら目指してもよいでしょう。

葬儀場ではスマートフォンの電源を切るべき?

葬儀場は特にフォーマルな場で気を使いますが、スマートフォンの電源は切るべきなのでしょうか。
葬儀場では故人を偲ぶお別れの儀式が行われるので、故人に敬意を払い参列者に配慮することが必要です。
儀式が執り行われる最中に着信音が鳴ったりすると、参列者の注意がそちらに向かい葬儀が中断してしまいます。
また通話の話し声も気になるので、葬儀場で電話をするのは控えるのがマナーとされます。
バイブレーションモードなら問題ないかといえば、静かに過ごす葬儀場では振動音が気になります。
雰囲気を壊したり、参列者の心を乱すことになるので、スマートフォンは電源を切っておくのが望ましいです。
電話の必要がある用事は予め済ませておいたり、終わってから電話をするよう相手に伝えておくことをおすすめします。
儀式の最中に電話をしなければいけないときは、場を抜けて外で通話をするべきです。
それ以外は電源を切った状態でポケットに入れておくか、ロッカーなどの場所に置いておくのが良いのではないでしょうか。

葬儀場に行く時は身軽な方が良いのか?

葬儀場に行く時は身軽な格好をしていくほうが良いというか、それが常識です。
よく、葬儀場で必要なものは香典と数珠だけと言われることもあって、男性の場合はこれだけでも十分で他には本当にハンカチ程度しか持たない人もいます。
とは言っても、外出する以上は鍵とか財布は無しで済ませることは難しいですし、最近ではスマートホンもほぼ持ち歩きが必須のアイテムになっているかもしれません。
また女性の場合はこれに加えて最低限のメイク用品も必要ですし、これまた常識としてバッグを持たないわけにはいかないでしょう。
しかしせいぜいがその程度です。
お葬式の場は基本的には不特定多数の人が訪れますし、個人的な持ち物を保管しておくためのロッカーなどは用意されていません。
そういう場所に大きいものを持ち込むと邪魔になりますし、盗難に遭うような可能性も高くなります。
そのようなことを避けるためにも身軽な格好を原則と考えておくようにしましょう。

葬儀場に行く時は一般的なスーツでもOK?

葬儀に参加する際には喪服を着用するのが常識であると言われることが多く、一般の人はこれを意識して失礼のないようにその服装をすると言うことが少なくありません。
しかし場合によっては、これが逆に失礼に当たってしまうこともあるので十分に注意をすることが大切です。
事故などにより急になくなってしまった場合などは、その通夜に参列する場合には一般的なスーツで行くことも1つの方法です。
喪服を着用するとあらかじめ用意をしていたように受け取られてしまう部分があり、特に通夜の場合などは急に駆けつけたと言う印象を与えるためにあえてスーツに喪章を着用すると言うことが効果的な場合もあります。
葬儀場に様々な打ち合わせをしに行く場合には、実際の葬儀ではないため一般的な服装でも特に問題はありません。
その状況や場面によって相手の心情を考え、最適なものを選ぶことが良い方法となります。
葬儀場に行く際には必ず喪服を着用しなければならないと言う概念は、問題となることもあるので注意が必要です。

葬儀場で嫌われてしまうNG行動とは?

葬儀場で嫌われてしまうNG行動の1つは、大きな声で騒ぎ立てたりすることです。
つい悲しくて大泣きしてしまうことは理解できますが、一番悲しんでいるのは喪主側です。
悲しみをこらえて葬儀を取り仕切っているのに、第三者である参列者が大声で泣いてしまうと迷惑になってしまうから注意が必要でしょう。
また葬儀場では久しぶりに顔を合わせるということもあるので、つい世間話をしてしまいがちですが、その際にも声のトーンには注意が必要です。
興奮して大きな声を出してしまうと、迷惑だとみなされて、冷たい目で見られてしまいます。
その他には通夜式の後に飲食が振る舞われることがありますが、そこでお酒が出されることがあります。
悲しみからお酒を飲んで酔っ払ってしまうと、普段とは違った状態になって、誰かに絡んだり大声を出してしまことも考えられます。
お酒はほどほどにしておき、喪主側の人たちに迷惑をかけないように静かに振る舞うことが重要です。

千葉 葬儀場に関する情報サイト
葬儀場の雑学

こちらのサイトは、めったに行くことがないけれども人生の中では幾度となく出かけることがあるといえる葬儀場の雑学をご紹介しています。
お葬式は主に弔問客として参加することがあるけれど、身内が他界すると自分がお葬式の責任者ともいえる喪主になり、葬儀社と打ち合わせをしながら葬儀を執り行うことになります。
ここでは、会場にいるときなるべく笑顔を見せない方が良いのか、会場で言葉に出してはならないワードがあるのか、このような内容について解説します。

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